先週、出かけた光の賀茂神社。
左右にY字に分かれる2本の道。
その間に立つ鳥居、そしてY字を切り裂くように延びる参道。
その先に広がる神社の杜、そして後方の山並み。
意図的に造形されたこの場所は、まるでローマのポポロ広場のようです。
バロック的パースペクティブを持つこの場所は
自然の造形とも融合し、日本独特の神域をつくっています。
先週、出かけた光の賀茂神社。 &nbs … “何気ない風景@賀茂神社” の続きを読む
先週、出かけた光の賀茂神社。
左右にY字に分かれる2本の道。
その間に立つ鳥居、そしてY字を切り裂くように延びる参道。
その先に広がる神社の杜、そして後方の山並み。
意図的に造形されたこの場所は、まるでローマのポポロ広場のようです。
バロック的パースペクティブを持つこの場所は
自然の造形とも融合し、日本独特の神域をつくっています。
三叉路の間にあるレストラン。 &nbs … “週末連載~南フランスvol.202” の続きを読む
三叉路の間にあるレストラン。
左に下る路地、右に上っていくと丘の上の教会へ。
分かれ道の手前には、歴史を刻んだ噴水があります。
その上に位置する一段高いレストランの客席は
とても見晴らしが良さそうです。
眺めと潤いのあるこの場所は、
高密度に建て込んだこのまちの特等席です。
家並みが形が道の曲がりを表しています。 … “週末連載~南フランスvol.201” の続きを読む
家並みが形が道の曲がりを表しています。
先を急ぐのなら、道はまっすぐの方がいいけれど
ぶらぶら歩くのなら、曲がりくねった道のほうが楽しい。
20世紀は、先を先を急ごうとして、
つまらない道がたくさんつくられました。
これからの時代に必要なのは、日々を楽しむ道です。
ただいま、検査中。 &n … “木造のこだわり” の続きを読む
ただいま、検査中。
大工の有井さんが神社の鐘楼をつくり直したというので
完成した鐘楼の耐震検査を見学させてもらいました。
建物の硬さや粘りが判断できるソフトを使って
X,Y軸の水平方向、床の上下振動を計測。
これで、固有周期を割り出し、構造の安全性を確認します。
金物を使わず、木組みを生かした構造が、有井さんのこだわり。
古い小屋組と新しくなった胴部分の新旧の組合せで
これからも大切な鐘をずっと守っていきます。
駐車場を広場へ。 &nb … “駐車場を広場へ” の続きを読む
駐車場を広場へ。
まちの使い方をかえる、その一例を模型にしたもの。
駐車場にコンテナハウスのカフェと緑とベンチ、
そして遊歩道状に広場をつくっています。
昨日行なわれた中心市街地再生委員会の”女子会”
このまちで活躍されている様々な女性に集まってもらって
今のまちについてディスカッション。
緑のあるくつろぎの場所は、概ね好評です。
こんな場所を、いくつ創れるか、チャレンジが始まります。
今日の小野田の家。 &n … “また一歩、前進” の続きを読む
今日の小野田の家。
昨年の4月から始まった工事も年を越しました。
増築部分の内部は完成して、お母さんがお住まいです。
外構もほぼ終わり、あとは門扉と隣地沿いの塀を残すのみ。
時間はかかっていますが
お施主さんの理解があり、また大工さんの丁寧な仕事のおかげで
一歩一歩、着実に、前へ進んでいます。
こちらもギャラリーのショウウインドウ。 … “週末連載~南フランスvol.200” の続きを読む
こちらもギャラリーのショウウインドウ。
ウインドウの下には、あふれるほどの花。
絵画、ショウウインドウ、緑。
まちを彩る3点セットのような組合せは、
街並みをつくる教科書のようです。
ここにも、ひとつひとつオリジナルな工夫があり、
歩く人を飽きさせません。
ギャラリーのショウウインドウ。 &nb … “週末連載~南フランスvol.199” の続きを読む
ギャラリーのショウウインドウ。
多くの芸術家が訪れるサンポールらしく、
路地沿いにギャラリーが並べます。
美術品を眺めることができるこのウインドウも
まちにとっての貴重品となっています。
日本人は木目が細かい。 肌の木目が細かいのもそうだけど、 細工が細かく、手先が器用。 感受性も豊かでとてもデリケート。 世界中いろいろ歩いても、これだけ繊細な民族はめずらしい。 兼々思っていた … “細かい民族” の続きを読む
日本人は木目が細かい。
肌の木目が細かいのもそうだけど、
細工が細かく、手先が器用。
感受性も豊かでとてもデリケート。
世界中いろいろ歩いても、これだけ繊細な民族はめずらしい。
兼々思っていたけれど、改めて問うてみる価値はありそうな、
そんな予感がする今日この頃です。
新周南新聞社への寄稿です。 (クリックすると大きくなります) 「ま … “まちの使い方をかえる(1)” の続きを読む
新周南新聞社への寄稿です。
(クリックすると大きくなります)
「まちの使い方をかえる」とは、
さびれたまちを大規模につくり変えるのではなく
使いかたを見直すことで再生しようという考え方です。
これからの時代にふさわしいまちの使い方とはなにか、
今後、不定期ですが連載していこうと思っています。
まちづくりに関心のある方、よろしければご一読ください。