姉妹のような2棟のアパート。
左右対称についた階段が風景をつくっています。
階段を昇りきった通路は建物本体からのキャンティレバーで
この古いアパートが鉄筋コンクリート造であることがわかります。
それぞれの通路は構造的には離れていながらも
その間に鉄板を敷いてつなげています。
たぶん、できた後でつなげたのでしょうが、
このバッファーゾーンには共同生活の豊かさが感じられます。
姉妹のような2棟のアパート。 左右対称についた階段が風景をつくっています。 階段を昇りきった通路は建物本体からのキャンティレバーで この古いアパートが … “何気ない風景@舞車” の続きを読む
姉妹のような2棟のアパート。
左右対称についた階段が風景をつくっています。
階段を昇りきった通路は建物本体からのキャンティレバーで
この古いアパートが鉄筋コンクリート造であることがわかります。
それぞれの通路は構造的には離れていながらも
その間に鉄板を敷いてつなげています。
たぶん、できた後でつなげたのでしょうが、
このバッファーゾーンには共同生活の豊かさが感じられます。
湖までせり出す巨大な屋根。 ジャン・ヌーベル設計のルツェルン文化・会議センターは この屋根の迫力だけで人々の記憶に刻まれそうです。 屋根の大きさもすごいけど、 ゆが … “週末連載 スイス・ドイツ13” の続きを読む
湖までせり出す巨大な屋根。
ジャン・ヌーベル設計のルツェルン文化・会議センターは
この屋根の迫力だけで人々の記憶に刻まれそうです。
屋根の大きさもすごいけど、
ゆがみがなく鏡のように映る軒裏の施工精度も秀逸。
城ヶ丘の家は基礎の鉄筋工事へ。 写真は、くの字に折れ曲がった母屋を道路側から見たところ。 すべての部屋が中庭に出られるように並べた結果、 30坪の家の割には、なんと … “細長い家” の続きを読む
城ヶ丘の家は基礎の鉄筋工事へ。
写真は、くの字に折れ曲がった母屋を道路側から見たところ。
すべての部屋が中庭に出られるように並べた結果、
30坪の家の割には、なんとも細長い家になっています。
鉄筋工の職人さんがはるか向こうに小さく見える。
宮崎浩氏の講演会がありました。 ものの長さ、高さ、重さ、大きさ、質感など 建築にまつわるあらゆるものに常に神経を研ぎ澄ませ 徹底的に体で確認して決定していくプロセス … “ものづくりの姿勢について” の続きを読む
宮崎浩氏の講演会がありました。
ものの長さ、高さ、重さ、大きさ、質感など
建築にまつわるあらゆるものに常に神経を研ぎ澄ませ
徹底的に体で確認して決定していくプロセスには脱帽です。
建築というものづくりに真摯に取り組む姿勢に
建築家としての信頼感を感じます。
傾く壁に鋭くとんがる屋根。 まるで鋭利な刃物のようなこの建物、 デザインしたのは世界的な建築家のザッハ・ハディド。 これは初期のものですが、その後トップアーキテクト … “週末連載 スイス・ドイツ12” の続きを読む
傾く壁に鋭くとんがる屋根。
まるで鋭利な刃物のようなこの建物、
デザインしたのは世界的な建築家のザッハ・ハディド。
これは初期のものですが、その後トップアーキテクトに登りつめた彼女は
今、日本の新国立競技場の設計を託されています。
城ヶ丘の家は、基礎工事がスタートしました。 写真は離れの部分ですが、地盤改良の杭が14本、 その上に150mmのコンクリートベタ基礎が載ります。 平屋にしてはやや大 … “城ヶ丘の家、基礎工事” の続きを読む
城ヶ丘の家は、基礎工事がスタートしました。
写真は離れの部分ですが、地盤改良の杭が14本、
その上に150mmのコンクリートベタ基礎が載ります。
平屋にしてはやや大げさなようですが、これが今の標準仕様です。
我が家にヤコブセンがやって来ました。 左のセブンチェアは10年ほど前に新品で購入したもの。 右のアントチェアが今回、ビンテージ品として注文したもの。 経年変化による … “ヤコブセン来る” の続きを読む
我が家にヤコブセンがやって来ました。
左のセブンチェアは10年ほど前に新品で購入したもの。
右のアントチェアが今回、ビンテージ品として注文したもの。
経年変化によるアメ色の風合いがピタリと同期していい感じです。
コンクリートの壁のみで領域を生み出す。 安藤忠雄がつくり出した空間表現は 無の中に確かに存在があり、その存在は限りなく静かです。 「この場所に来ると心がとても穏やか … “週末連載 スイス・ドイツ11” の続きを読む
コンクリートの壁のみで領域を生み出す。
安藤忠雄がつくり出した空間表現は
無の中に確かに存在があり、その存在は限りなく静かです。
「この場所に来ると心がとても穏やかになるの」
そう話してくれたスイス人の言葉が思い出されます。
プラダのメンズコレクションから。 襟と裾が片方だけはみ出したところがポイント。 ファッションにルールなど、もともとないのだけど なかなか痛快なデザイン … “節度と自由” の続きを読む
プラダのメンズコレクションから。
襟と裾が片方だけはみ出したところがポイント。
ファッションにルールなど、もともとないのだけど
なかなか痛快なデザインです。
節度の中にある自由な着こなしがクールというべきか。
建築もこの節度と自由の精神で柔かくしていきたいですね。
地盤改良の杭を施工中。 城ヶ丘の家は手前に見える擁壁付近の地盤が軟らかいため その下にある硬い地盤まで杭状に固めて建物を支えます。 平屋の建屋には大げさな気もします … “地盤改良” の続きを読む
地盤改良の杭を施工中。
城ヶ丘の家は手前に見える擁壁付近の地盤が軟らかいため
その下にある硬い地盤まで杭状に固めて建物を支えます。
平屋の建屋には大げさな気もしますが、それもきちんとつくるため。
できてしまえばわかりませんが、
見えないところにも意外とお金がかかります。