中庭から見た家の床下が透けています。
蒸し暑い京都で中庭にこもる熱と湿気をどう逃がすのか、
その答えがここにありました。
床下を冷たい風が抜けることで「涼」が生まれるんですね。
エコロジーとテクノロジーのほどよいバランスです。
中庭から見た家の床下が透けています。 蒸し暑い京都で中庭にこもる熱と湿気をどう逃がすのか、 その答えがここにありました。 床下を冷たい風が抜けることで「涼」が生まれ … “伊勢・京都視察9” の続きを読む
中庭から見た家の床下が透けています。
蒸し暑い京都で中庭にこもる熱と湿気をどう逃がすのか、
その答えがここにありました。
床下を冷たい風が抜けることで「涼」が生まれるんですね。
エコロジーとテクノロジーのほどよいバランスです。
木目の表情がやわらかい杉のフローリング。 ローコストながら高いパフォーマンスを発揮します。 杉はやわらかい木なのでキズもつきやすいですが 大切に手入れ … “城ヶ丘の家22” の続きを読む
木目の表情がやわらかい杉のフローリング。
ローコストながら高いパフォーマンスを発揮します。
杉はやわらかい木なのでキズもつきやすいですが
大切に手入れをしてあげれば、時が経つとともに味わいが増していきます。
なにより足ざわりのよさは抜群で、裸足で歩くのが一番気持ちよいのです。
板の下には床暖房が設置されていて、冬でも足裏が暖かい。
無垢板なので、床暖房をすると継ぎ目が2ミリくらい透きますが
まさに自然の木が呼吸している証でもあります。
谷尻誠氏設計の住宅を見学しました。 鋭角状の屋外部分を含め、25mもの細長い空間が 1,2階ともほぼワンルームになっています。 随所に開いた窓から表と裏の異なる自然 … “宇宙船、舞い降りる” の続きを読む
谷尻誠氏設計の住宅を見学しました。
鋭角状の屋外部分を含め、25mもの細長い空間が
1,2階ともほぼワンルームになっています。
随所に開いた窓から表と裏の異なる自然を感じながら暮らすという構成です。
畑の中に舞い降りた宇宙船のような姿が印象的。
2014.2.24
DPG構法による半透明のガラススクリーン。 おおらかな自然に対し、ストレートに表現された工業デザイン。 クールの郊外、 アルプスに抱かれたのどかな風景の中に洗練され … “週末連載 スイス・ドイツ52” の続きを読む
DPG構法による半透明のガラススクリーン。
おおらかな自然に対し、ストレートに表現された工業デザイン。
クールの郊外、
アルプスに抱かれたのどかな風景の中に洗練されたデザインが挿入され、
ローカルとモダンがバランスした知的な社会の存在を感じます。
2014.2.22
フクギ並木沿いに建つ民家の何気ない風景。 日差しの強さとは対照的に、限りなく静かな真昼の光景です。 建物と庭は主従の関係ではなく、等価に存在していて … “夏の沖縄20” の続きを読む
フクギ並木沿いに建つ民家の何気ない風景。
日差しの強さとは対照的に、限りなく静かな真昼の光景です。
建物と庭は主従の関係ではなく、等価に存在していて
日差しや木陰も含め、気持ちのいい間をつくっています。
路地との間に境はなく、すべてが流れるような空間で
そのおおらかさがとても心地よい。
長江家住宅の中庭。 庭は増築された座敷によってコの字に囲い込まれ まるで建物が自然を生け捕りにしたような感じです。 2014.2.20 設計事務所 T … “伊勢・京都視察8” の続きを読む
トレーフル・プリュスのカフェに新たに加わるディスプレイの製作中。 休日での工事となるので工場ですべてを製作し、1日で取り付ける予定です。 そのため、通常は現場で組み … “パネル製作中” の続きを読む
トレーフル・プリュスのカフェに新たに加わるディスプレイの製作中。
休日での工事となるので工場ですべてを製作し、1日で取り付ける予定です。
そのため、通常は現場で組み立てる壁をパネル化しています。
これほどの大判パネルの製作は初めてですが、きれいに仕上がってきました。
パネルの木口は大手貼りをせず、ベニヤを積層させた断面をそのまま表します。
それによってパネルの端がシャープに見えてきます。
きれいに木目が揃ったこの材はホワイトアッシュ。
パネルに取り付ける棚の部分に使います。
タモに比べるとより白い肌合いでシナとの相性もよさそうです。
3月の工事に向けて準備が進みます。
白い浴室の壁はFRP防水の現し、床はモルタルで最小限の仕上げ。 デザインも必要最低限にダイエットして光と風の動きに任せています。 2014.2.18 … “城ヶ丘の家21” の続きを読む
建物の中で穴場といえる存在がトイレの空間。 最小の個人的空間でいかなる工夫が凝らされているか、いつも気になります。 写真はクール美術館のハンディキャッ … “週末連載 スイス・ドイツ51” の続きを読む
建物の中で穴場といえる存在がトイレの空間。
最小の個人的空間でいかなる工夫が凝らされているか、いつも気になります。
写真はクール美術館のハンディキャップ用のトイレ。
床と壁に使われた黒い大理石、ステンレス鏡面の手すり、
便器や手洗いもモノトーンでまとめ、洗練された空間に仕立てています。
障害を持つ人も健常者も、どちらも尊厳をもって暮らせる社会が
このトイレのデザインに映し出されています。
2014.2.15
長江家住宅のトオリニワにある「火袋」という空間。 火事のとき、この吹抜けによって火の広がりを上に導き 隣家への延焼を抑えるためにつくられたバッファ空間です。 科学が … “伊勢・京都視察7” の続きを読む
長江家住宅のトオリニワにある「火袋」という空間。
火事のとき、この吹抜けによって火の広がりを上に導き
隣家への延焼を抑えるためにつくられたバッファ空間です。
科学がそれほど発達していない時代だからこその人の知恵でしょう。
現代のスマートハウスは確かに賢いかもしれないけれど
そこに住む人間はどれほど賢くなったのだろう?
今一度、立ち止まって考えてみる必要もありそうな・・・・・