ガラス障子越しに庭を見る。
障子の下框が細く、庭に透ける感じが強くなっており
物理的には狭い縁側を窮屈に感じさせない工夫が見られます。
全面ガラスのもつ透明感は、ミースが目指した世界観とも重なります。
ガラス障子越しに庭を見る。 障子の下框が細く、庭に透ける感じが強くなっており 物理的には狭い縁側を窮屈に感じさせない工夫が見られます。 全面ガラスのもつ透明感は、ミ … “伊勢・京都視察10” の続きを読む
ガラス障子越しに庭を見る。
障子の下框が細く、庭に透ける感じが強くなっており
物理的には狭い縁側を窮屈に感じさせない工夫が見られます。
全面ガラスのもつ透明感は、ミースが目指した世界観とも重なります。
ドアのないトイレと言えば清家清の自邸が有名ですが この家でも成り行きでドアがなくなりました(笑)。 トイレや洗面、廊下をひとつひとつ仕切っていくと ど … “城ヶ丘の家23” の続きを読む
ドアのないトイレと言えば清家清の自邸が有名ですが
この家でも成り行きでドアがなくなりました(笑)。
トイレや洗面、廊下をひとつひとつ仕切っていくと
どうしても空間が細切れになってしまいます。
ここでは、思い切って不便さを割り切ったことで、
おおらかで風通しのよい場所ができあがりました。
もちろん、用を足すこととその他の行為が重なることも多く
その都度、互いが気を使わなければなりません。
「不便」と言えばそれまでですが
気を使うことの大切さを学べる貴重な空間でもあるのです。
ちなみに、サブのトイレにはちゃんとドアがありますのであしからず・・・
あれから3年、 遠い日のことのようでもあり、ついこの間のことのようでもあり・・・ いろいろなことが割り切れるには時間がかか … “あれから3年” の続きを読む
あれから3年、
遠い日のことのようでもあり、ついこの間のことのようでもあり・・・
いろいろなことが割り切れるには時間がかかります。
腹立たしいこと、理不尽なことはまだまだ多いでしょうが
誰かを責めることより、淡々と前を見据えて、しぶとく歩んでいくことです。
ウッドデッキテラスの屋根のフレームができてきました。 2坪ほどのささやかなスペースですが、 家の内と外をつなぐ大きな役割を担っています。 2014.3 … “内と外をつなぐ” の続きを読む
ウッドデッキ用の足場板に防腐塗装をしたところ。 今回も城ヶ丘の家と同じウッドロングエコを使いました。 新しい材に一度塗ることで基本、塗り直しがいらないという優れもの … “防腐塗装” の続きを読む
ウッドデッキ用の足場板に防腐塗装をしたところ。
今回も城ヶ丘の家と同じウッドロングエコを使いました。
新しい材に一度塗ることで基本、塗り直しがいらないという優れもので
最初から古材のような灰褐色の色合いがなかなかよいです。
植木がすっかり整理されて風通しがよくなりました。 写真上のヒイラギモクセイの生垣も適度に剪定され 実家の庭からお気に入りの木を移植していきます。 20 … “途中経過” の続きを読む
事務所で使っている築43年の木造住宅、 その一部をリニューアルすることになりました。 先行して行われる庭の工事では、旺盛に茂った緑の整理が始まりました。   … “リフォーム開始” の続きを読む
車から運び出しているのは長さ4.5mの一枚パネル。 トレーフルプリュスのカフェのパネル工事が行われました。 以下、その一部始終です。 大 … “パネル工事完了” の続きを読む
車から運び出しているのは長さ4.5mの一枚パネル。
トレーフルプリュスのカフェのパネル工事が行われました。
以下、その一部始終です。
大判のパネルは入口を通るギリギリの大きさ。
何とか店内に運び入れたところ。
さて、ここからどうやって起こしていくか。
天井から下がったガラスのたれ壁がなんとも邪魔。
それでもさすがプロ、6人の連携で見事に立ち上がりました。
2枚目も搬入。
一旦、平らにして1枚目の奥に建て込みます。
無事2枚目の建て込みもうまくいきました。
そして、最後の1枚が運び込まれてきました。
一旦、パネルを返して
パネルの起こします。
ガラスのたれ壁に当たらないよう、慎重に建てていきます。
無事パネルの建て込みが終わり、階段に振れ止めを固定。
据付が終わったところ。
何事もなかったかのように空間に納まっています。
パネルにつけられた棚には、細いガラスビンが並んでいきます。
お店や診療所に来た人がガラスビンに願い事を書いた紙を入れ、
ほかの人と互いの願いを応援し合うという仕組みです。
これから、いろんな願いが詰まっていくことでしょう。
マンサスの老人ホーム、 ピーター・ズントー、50歳のときの作です。 豊かな自然に抱かれたロケーションのなか、 水平に延びた建物はとても控えめで、その姿 … “週末連載 スイス・ドイツ53” の続きを読む
マンサスの老人ホーム、
ピーター・ズントー、50歳のときの作です。
豊かな自然に抱かれたロケーションのなか、
水平に延びた建物はとても控えめで、その姿は実にすがすがしい。
建物には地元の石や木材を使われていて、
彼の建築表現には、土地の精神がしっかり息づいています。
時流に流されず、一時の感情に浮かれることもない、
建築への深い思いや冷静な思惟が建築からにじみでています。
2014.3.1