20年後の風景へ向けて
下松末武下の敷地では、土地の造成が完了しました。区画整理によってこの場所の風景はリセットされきれいになった分、一旦「味」も失われました。再び生まれる風景が人の心に根付くには20年くらいはかかるでしょうか?少なくとも、その … “20年後の風景へ向けて” の続きを読む
下松末武下の敷地では、土地の造成が完了しました。区画整理によってこの場所の風景はリセットされきれいになった分、一旦「味」も失われました。再び生まれる風景が人の心に根付くには20年くらいはかかるでしょうか?少なくとも、その … “20年後の風景へ向けて” の続きを読む
都市を切り裂くようにのびる石段、欲望に乱れた現代に鉄槌を下すかのごとくの激しさです。と、これはあくまでフィクション。時代の前後関係を転倒したまでのことですが意外と義経の怒りがのり移っていたりして・・・2014.8.27 … “何気ない風景@下関の陸橋から” の続きを読む
長府の蛍遊苑、道沿いの土塀です。足元の植栽が風景に潤いをつくり、道行く人の目を和ませてくれます。最近は、人も建物も自己を主張することのほうが目立ちますが、まわりに協調しようとするこの姿勢は、なかなか清々しい。2014.8 … “何気ない風景@長府” の続きを読む
泉幸甫設計の蛍遊苑。長府のまちになじむ高さを抑えた落ち着いた佇まいです。山口建築セミナーで泉氏の講演会がありそれに先立って見学会がありました。木と素材の質感にこだわって設計を続けてきたその思いがこの建物にもしっかりと息づ … “山口建築セミナー@下関” の続きを読む
アシャギと呼ばれる二間続きの離れ。南庭から写真奥の北庭まで空間がトンネル状につづき涼しい風が吹抜けていきます。風の動きが感じられる家がとても好きなんですがここは数ある家の中でも最高ランクといえそうです。2014.8.22 … “夏の沖縄34” の続きを読む
大津島の茶室につかう炉縁が入荷しました。手前から神代杉、沢栗、そして桧の耳付きです。小間に使うので生地のままですが、どれも上等です。現場は外装が終わり、内装デザインを決める段階へ。プロデューサーに選んでもらう部材を収集中 … “生地の炉縁” の続きを読む
かなりふざけた間取りです(笑)ですが、ここに人生を楽しくするヒントがあります。暮しの手帖ならぬ、間取りの手帖というこの本、まじめにふざけてる感じがなかなかよいです。しかも、単なるおふざけをユーモアにまで引き上げたところに … “ユーモアに未来あり” の続きを読む
まちの広場で行われていた花の朝市、旧市街のまち並み と市場の風景が溶け合っています。以前読んだ本によるとまちににぎわいをつくるのにはカフェと花屋が欠かせないそうですがこのまちにはその重要な要素がちゃんとそろっています。2 … “週末連載 スイス・ドイツ70” の続きを読む
中村家住宅の主座敷、奥に離れが見えます。座敷の南と東は庭に開放され、風はよどみなく抜けていきます。訪ねたこの日も外は猛暑、でも、ほの暗い座敷には涼しい風が吹き渡りおだやかで、なんとも気持ちのいい時間です。2014.8.1 … “夏の沖縄33” の続きを読む
東山の家の工事契約が交わされました。契約の際、お施主さんが地鎮祭用の鎮物というものをご持参。木箱のふたを開けてみると、日ごろ見慣れないものたちが!(思わず、オーッと声が出る)調べてみると上段左から、楯、人形、鉾下段の丸い … “鎮物” の続きを読む