週末連載 台湾19

永康街にある茶藝館、回留台湾に来た目的の一つである茶藝館めぐり昨年、台湾茶をいただく機会があり、日本の茶道との違いが興味深く本場でも是非、空間とともに味わってみたいと思っていました。店のファサードは黄褐色の土壁をアクセン … “週末連載 台湾19” の続きを読む





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永康街にある茶藝館、回留

台湾に来た目的の一つである茶藝館めぐり
昨年、台湾茶をいただく機会があり、日本の茶道との違いが興味深く
本場でも是非、空間とともに味わってみたいと思っていました。

店のファサードは黄褐色の土壁をアクセントに黒いフレームのガラス張り、
店先にあしらわれたススキが個性的で、まるで結界をつくっているようです。

しっとりと落ち着いた佇まいにオーナーのセンスを感じます。

応急危険度判定、講習会

応急危険度判定士の講習会に行ってきました。今年は春に熊本で、そして先週には鳥取で大きな地震がありました。日本は地震列島と言われますが、山口県にも主要な活断層が3つ、その他にも、いくつもの活断層が存在します。        … “応急危険度判定、講習会” の続きを読む





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応急危険度判定士の講習会に行ってきました。

今年は春に熊本で、そして先週には鳥取で大きな地震がありました。
日本は地震列島と言われますが、山口県にも主要な活断層が3つ、
その他にも、いくつもの活断層が存在します。



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                        (画面クリックで拡大)


「山口県は地震が少なくて安全」というのはほんの過去の話、
いつどこで大地震が起きてもまったく不思議ではありません。
そのことを今回の熊本や鳥取の地震が示唆しています。




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応急危険度判定士は大地震が発生したそのすぐあとに、
地震後の二次災害で人命を損なうことを防ぐ目的で現地で活動します。
まさに応急処置として、建物とその周辺の危険度を判定するのです。
(り災証明のための詳細調査は、この判定とは別に改めて行われます)

地震を未然に防ぐことはできませんが
起こってしまった地震に対し、さらなる被害を防ぐためにも
我々建築士の役割はこれからますます重要度を増していきそうです。


週末連載 台湾18

ピンクの柱の足元にピンクの花畑、そしてピンクのおじさんそれがどうした!と言われればそうなのだけど花畑のまわりを白い蝶がヒラヒラと舞うその様はなんともシュールすべてがミスマッチ、決して美しいわけでもないのにどことなくのどか … “週末連載 台湾18” の続きを読む




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ピンクの柱の足元にピンクの花畑、そしてピンクのおじさん

それがどうした!と言われればそうなのだけど
花畑のまわりを白い蝶がヒラヒラと舞うその様はなんともシュール

すべてがミスマッチ、決して美しいわけでもないのにどことなくのどか
これは街かどに忽然と現れた桃源郷なのか・・・

非日常というより現実を超えたように見える、台北の何気ない風景です。


虹ケ浜の家、欄間建具

虹ケ浜の家、スタディ中現在、一通りの現場が終わり、日々、設計に注力しています。写真は虹ケ浜の家のスタディ模型元の家にあった部材をできるだけ使って欲しいという建主のご希望で4枚の欄間建具(下の写真)をリビングと玄関の間に再 … “虹ケ浜の家、欄間建具” の続きを読む





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虹ケ浜の家、スタディ中
現在、一通りの現場が終わり、日々、設計に注力しています。

写真は虹ケ浜の家のスタディ模型
元の家にあった部材をできるだけ使って欲しいという建主のご希望で
4枚の欄間建具(下の写真)をリビングと玄関の間に再利用することにしました。




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天井との間にこの欄間建具をはめ込んで水平ラインを強調し
その下に玄関の仕切りやキッチンの収納をまとめようとしています。

リビングに差し込む南側の明るい光や涼しい風、
これを北側の玄関や納戸に届ける役目も担わせようとしています。

様々な要素が絡み合う部分ですが、特に破綻なく、すっきり納まりそうです。
このあと、細かい寸法調整やディテールを詰めていきます。


野村の家、竣工写真

8月に完成した野村の家、竣工写真をアップします。予算の関係で当初は中古住宅のリノベーションも検討した今回のプロジェクト、なかなか手頃な物件に出会えず、40坪の宅地を見つけたことで新築に転換。とはいえ、予算的は厳しく、とに … “野村の家、竣工写真” の続きを読む




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8月に完成した野村の家、竣工写真をアップします。

予算の関係で当初は中古住宅のリノベーションも検討した今回のプロジェクト、
なかなか手頃な物件に出会えず、40坪の宅地を見つけたことで新築に転換。

とはいえ、予算的は厳しく、とにかく小さな住宅を検討することに。

最初にイメージしたのは増沢洵の「最小限住居」(通称9坪ハウス)
個室が3つ必要という条件もあり、調整を重ねた上
最終的には20坪ほどのコンパクトな住宅へまとまりました。


目指したのは、小さくとも貧しくない、豊かな暮らしの舞台をつくること


外観は階高を抑えた単純な切妻のボックスを両隣りから間合いをとって配置、
内部は玄関、水回り、個室をギリギリまで切り詰め
その分吹き抜けのリビングが小さい家におおらかな空間をつくりだしています。

ローコストの小さい家でも、心地よく暮らすことをあきらめない、
施工会社の尽力と建主の潔さでなんとか乗り切ることができました。



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