心を寄せ合う

南フランス、アルルの街角。
2007年に訪れた旅の中で特に好きな写真の一つです。
 
路地に出されたテーブルを囲んで会話する大人たちと子供ひとり。
小さなテーブルがコミュニティの受け皿となり、人と人を結びつけています。
 
今はソーシャルディスタンシングでこんなことができませんが
彼らと同じように「心を寄せ合う」という行為は十分に可能です。
 
 
 
 

ビデオ通話で打合せ

大分のお客さんとビデオ通話を使っての打合せ。
多少不便はあるものの、相手の表情を感じることができるので
距離の制約をかなり和らげてくれます。
 
こんな時勢ですが、それでもこのように仕事を通じて
社会活動をつづけられていることに感謝です。
 
 
 

アウトドアミーティング

カピン珈琲にて打合せ、
ウイルス感染も考慮して、アウトドアでの打合せとなりましたが
おだやかな春の日差しのもと、とても心地よい環境での打合せです。
 
 
今日は、いただいたご要望をもとに
スタディした模型を見ていただき、空間のイメージを共有。
さらに図面にて幾つかの課題や制約を調整しました。
 
新築でもそうですが、
リフォームやリノベーションでは既存の構造や寸法上の制約がいくつもあります。
 
そして、その制約の中で二者択一を迫られることも多々ありますが
あえて二兎を追わずに上手な選択ができれば、
空間はおのずとクリアになり、よいデザインへ向かうことができます。
 
 
 
 
打合せが一通り終わったところで、軽いランチをごちそうになりました。
ピクニック気分でのホットサンドが実においしい。
 
 
 
 
締めには、ご主人直々に入れていただいた珈琲を。
ランチも含め、充実した打合せになりました。
 

追いついてきた!

店舗の用途変更手続きのお手伝いで商店街にやってきました。
コロナウイルスの影響か、午前中のまちは閑散としています。
 
 
 
 
昨夏の大雨による浸水被害を受けた銀南街。
今年3月にようやく全面復旧を果たしましたが、
まだまだダメージは大きく、そこへコロナが追い打ちをかけています。
 
長期の不振に続いてコロナの影響で大変な状況ですが、
今日は、コロナウイルス終息後の近未来の話です。
 
 
(クリックすると拡大します)
 
 
国交省が歩行者中心のまちなか整備に舵を切ったのです。
 
地方は車社会だからと、誰も疑うことなく
まちなかに駐車場ばかりを増やしてきましたが
まちはまったく元気になりませんでした。
 
私たち建築士会の有志は、
「車中心から人間中心へ」をスローガンに
10年前から様々な活動を通じて、訴えてきました。
 
 
 
 
この写真はH24年に市の社会実験でつくった銀座通りの憩いの場です。
 
駐車場より、まちで気持ちよく過ごせる時間を提供すること、
そのことの重要性を訴えました。
 
ここまで長い月日が経ちましたが、
ようやく国の考えが私たちの考えに追いついてきた!
そんな思いです。
 
コロナウイルスとの闘いはまだ始まったばかり。
かなりの長期戦が予想されますが
そのためにつながれない人と人が再び平和なまちを獲得した時に
再びつながりあうための、とても大事な話です。