東山のグリーンアーキテクチャー

現場からの帰り道に東山の家が建っています。
完成から7年がたち、道路沿いの緑がダイナミックに育っていました。
 
けっして庭は広くないのですが
擁壁の高さも生かしてもりもりと成長した緑は
まち並みにうるおいを与える貴重な存在です。
 
 
 
 
 
ちなみに、こちらは竣工時に植えたばかりの状態です。
 
南向きで日当たりがよいこともありますが
ここまで成長できたのは
建主が愛情を持って育ててくれたからに他なりません。
 
モスグリーンの外観と屋根に太陽光発電パネルを載せたこの家は
旺盛に育つ緑によって見事なグリーンアーキテクチャーとなっています。
 
 

臼杵の家、現場打合せ

臼杵の現場に打合せに行ってきました。
 
道路の南側から見ると
水平に伸びる軒先の陰影がとても印象的な外観になっています。
 
 
 
 
 
道路側から入口を見たところ
 
川の氾濫を想定して高基礎にしてあるため
ここから階段でアプローチするかたちになります。
 
仕上がったばかりの杉板の外壁が目に鮮やかです。
これから経年変化しながら、少しずつ臼杵の古いまち並みになじんで
時間の中で建築とくらしが同時進行で形成されていきます。
 
 
 
 
 
敷地の近所に未来形のような家がありました。
半世紀のちにはおそらくこれくらいの風格が現れるのではないかと期待します。