週末に大神の家2が棟上げしました。
晴天に恵まれ、大工さんの連携もよく順調に工事が進みました。
46坪ほどの敷地に建つ、建坪14坪の小粒な住宅です。
床面積25坪に4人(将来は5人以上?)の家族が暮らす
やや密度の高い家になります。
そのため、
東側の里山的な風景に開放して広がりを確保し
屋根形状を工夫して変化のある多様な場を生み出しています。
2階の室内
脚立の立っているところは1階と吹抜けで繋がっていて
家族の一体感とともに空間の広がりに貢献します。
基本的にはワンルームの空間ですが
仕切って小さな空間にも柔軟に変化できるようになっています。
また、屋根形状によって空間に高低差をつくり
普通よりも低くて小さな場所や逆に背の高いおおらかな場所など
大小の空間に高低差を掛け合わせた多様な場が用意されています。
それぞれの場所から視線が外の風景に広がったり
1階と2階で家族とつながったり、逆にひとりで籠もったりと
小さくとも家の中に様々な生活シーンが生まれることを想定した住まいです。