大神の家2 階段完成

大神の家2の内部階段が完成しました。
 
小さい住宅のため
少しでもスペースを無駄にしないように断面寸法を工夫し
1坪の空間に玄関ホールと階段をまとめています。
 
 
 
 
 
階段周りの壁仕上げも室内と同じ杉の貫板で統一、
階段の段板はコストと加工性を考慮して杉のJパネルを活用。
どちらも杉の無垢材で、家全体が木の香りと木の表情に包まれます。
 
 
 
 
 
昇り始めから踊り場までは心柱を中心に回り階段として段数を稼ぎ
玄関入口の天井高さを確保しています。
 
 
 
 
 
踊り場を折り返すと広々とした2階の空間とその先の山の風景へ
一気に視界が開けます。
 
 

大神の家2 外壁工事

2月に入り、大神の家では外壁工事が始まりました。
今回の仕上は、汚れが目立ちにくい濃い色のガルバリウム鋼板の波板です。
 
 
 
 
 
 
入り口の庇は垂木を見せるため
垂木の際には防水用の見切を回しています。
 
45センチピッチで壁から張り出す垂木に合わせて
一つ一つ見切を回しています。
 
そこに板金を差し込んで仕上げますが
その下に窓もある部分などは、数ミリでもずれるとはまらないので大変です。
 
やや小さめに切り込んでは差し込み、垂木にあたる部分を確認し
さらに凹凸に合わせて金切バサミで形を合わせていきます。
 
図面で描くのは簡単ですが、
実際の工事ではけっこう手間がかかります。
 
 
 
 
 
窓が絡む部分はかなり複雑な形になりますが
何度が調整して、なんとか一枚ではめ込まれました。
 
寒い中、手がかじかむ状況での仕事は本当に大変そうで
職人さんにはとにかく頭が下がります。