櫛ヶ浜の町家にて耐震調査を行いました。
この装置は建物の揺れを測定するもので
これを小屋裏、2階床、1階床に置いて、それぞれの揺れを測定します。
今回は建物が古く、耐震診断の難易度も高いため、
経験豊富なグリーンデザインオフィスの岩田さんに調査を依頼。
小屋裏に昇って、小屋組をチェック。
梁には松の丸太が使われており、時代が現れています。
耐震性にも関わる土壁の壁厚もチェック。
測定されたデータがパソコンに写し出されます。
このデータからおおよその耐震性をチェックすることができるそうです。
お住いの家の中には、この町家の外観写真が額入りで飾られていました。
歴史を刻んだこの町家への思いが伝わってきます。
今回の調査結果をもとに、
未来に向けての再生プロジェクトに挑んでいきます。