仏間の床の間工事が始まりました。
床柱は解体前の家に使われていたもの。
建主の思い出を部材の再利用というかたちで生かしていきます。
床板、地板、床柱はすべてケヤキ、
新しい部屋のサイズに合わせ、大工さんと相談しながらアレンジしていきます。
下の部屋と新しい部屋の寸法の違いや、部材のそりなどに合わせた調整など
手間のかかる割には仕事もデザインも地味ですが
ここは、思い出や記憶を繋いでいくことに意味を与えていきます。
2017.5.16 設計事務所 TIME