週末連載 台湾35

先週につづき、すきま風景をもうひとつ
 
この路地もかなりミステリアスな雰囲気をもっていますが
 一方で、これだけの長さがまっすぐに通っていることから
近代都市としての計画性をも暗示させます。
 
 
 
 
試しに航空写真をググってみると、このとおり。
 
四角に囲われた街区の中に鰻の寝床状のビルがびっしり。
それらが南北の真ん中できれいに分けられ、そこを路地が貫いています。
 
この路地は、ある意味よそよそしい大通りの性格に対して、
リアルなコミュニティをささえる都市のサブシステムと言えるのかもしれません。