東京などに緊急事態宣言が出されて一ヶ月あまり。
ステイホームを続けた中でわかったことの一つが「居心地」の大切さです。
長時間同じ場所に閉じこもればどうしても窮屈に感じます。
その気分を少しでも和らげてくれるのが居心地ではないでしょうか。
実は、家の「見た目」や「広さ」以上に大切なことかもしれません。
城ケ丘の家では、
家は小さく、でもその分、庭を広く取っています。
庭の一部はウッドデッキで家とのつながりをつくり
庭に大きく開くことで広さ以上の「広がり」を大切にしています。
暮らしは家の中だけで成り立っているわけではありません。
家の中でも外でも過ごす場所があれば、気分の切り替えも可能です。
庭やその先の環境も含めたデザインが、いかにくらしにとって大切か、
期せずして、そのことを改めて実感させられます。
2020.5.13 設計事務所 TIME