旧市街の外側に広がる家並みと緑。
ニースから1時間、
ヴァンスは急峻な山並みの中にひっそりとたたずむまちです。
この写真の右方向、ここから歩いて5分ほどのところに
目指すべき聖地、ロザリオ礼拝堂があります。
旧市街の外側に広がる家並みと緑。 &n … “週末連載~南フランスvol.161” の続きを読む
旧市街の外側に広がる家並みと緑。
ニースから1時間、
ヴァンスは急峻な山並みの中にひっそりとたたずむまちです。
この写真の右方向、ここから歩いて5分ほどのところに
目指すべき聖地、ロザリオ礼拝堂があります。
山並みの中に見える集落。 … “週末連載~南フランスvol.160” の続きを読む
山並みの中に見える集落。
アンティーブから車で約1時間、
ヴァンスの集落が見えてきました。
そもそも、この旅をする目的となった
私にとっての聖地へ、ついにやってきたのです。
アニメは、源氏物語絵巻の現在形。 それとも、動く浮世絵? &nbs … “アニメと日本” の続きを読む
アニメは、源氏物語絵巻の現在形。
それとも、動く浮世絵?
家に帰ってテレビを付けたらアニメ映画をやってました。
アニメの表現はものすごくリアルになっているのに
絵巻や浮世絵と同様の位相がある。
そう感じるあなたは、けっこうな日本人・・・。
キャラクターの表現には、「引目鉤鼻」と通ずる
省略や余白を見ることができます。
デザインとは何か? 目に見える形や色、そんな表面的なことじゃなくて 物事に確かな方向を与えること。 そんな話を今日はしました。 2010.8.4 設計事務所 TIM … “デザインとは・・・” の続きを読む
窓一杯に緑。   … “週末連載~南フランスvol.159” の続きを読む
窓一杯に緑。
以前、ボニューのところで触れましたが
石造りの旧市街は人工的に作られたまち、
密集したまちなかには豊かな樹木は少ないのです。
その分、住民一人ひとりの思いやそこからくる努力が
まちを彩る重要な要素になっています。
路地で遊ぶ子供。 &nb … “週末連載~南フランスvol.158” の続きを読む
路地で遊ぶ子供。
狭い路地は子供にはちょうどいいサイズで
たくさんの遊び場を提供しています。
車の騒音もなく、
路地に響く元気な遊び声はまちに生気を吹き込んでいます。
待望の本が、アマゾンから届きました。 … “アメリカ大都市の死と生” の続きを読む
待望の本が、アマゾンから届きました。
今回、待望の全訳版が出ました。
「用途の混合」
「小規模ブロック」
「古い建物の必要性」
「密集の必要性」
彼女の唱える魅力的な都市の4条件、
これは、そのまま、これからの地方のまちのエッセンスとして
活かされるべきものとなるでしょう。
アメリカやヨーロッパでの実践に遅れること、40年。
経済成長を優先した日本にとって
まさにこれからというグッドタイミングです。
旧市街に顔を見せる教会のファサード。 … “週末連載~南フランスvol.157” の続きを読む
旧市街に顔を見せる教会のファサード。
中世に形成された旧市街の中はまるで迷路のようです。
そんな中で、
この道だけは、真っすぐと教会に向かっています。
軸線を強調したこの建て方は
この教会がバロック様式であることを示しています。
様々な時代の建築様式がまち並みに深みを与えます。
屏風のように並ぶ家々。 … “週末連載~南フランスvol.156” の続きを読む
屏風のように並ぶ家々。
その家々に囲まれた路地は、
まるでみんなの家の共有の庭のようです。
だからこそ、
床はアスファルトなんて野暮なことはせず
石畳がきれいにデザインされています。
旧田中別邸の飛び石。 縁 … “飛び石の妙” の続きを読む
旧田中別邸の飛び石。
縁側から路地に一旦下りて、飛び石を渡って茶室に至る。
わずかな距離に、「下りる」と「渡る」という行為で変化をつけ
世界が変わることを印象付けています。
渡る部分の飛び石がまた個性豊かで
視覚と足裏の触覚がさらにシーンの展開を暗示します。