アウトドアミーティング

カピン珈琲にて打合せ、
ウイルス感染も考慮して、アウトドアでの打合せとなりましたが
おだやかな春の日差しのもと、とても心地よい環境での打合せです。
 
 
今日は、いただいたご要望をもとに
スタディした模型を見ていただき、空間のイメージを共有。
さらに図面にて幾つかの課題や制約を調整しました。
 
新築でもそうですが、
リフォームやリノベーションでは既存の構造や寸法上の制約がいくつもあります。
 
そして、その制約の中で二者択一を迫られることも多々ありますが
あえて二兎を追わずに上手な選択ができれば、
空間はおのずとクリアになり、よいデザインへ向かうことができます。
 
 
 
 
打合せが一通り終わったところで、軽いランチをごちそうになりました。
ピクニック気分でのホットサンドが実においしい。
 
 
 
 
締めには、ご主人直々に入れていただいた珈琲を。
ランチも含め、充実した打合せになりました。
 

追いついてきた!

店舗の用途変更手続きのお手伝いで商店街にやってきました。
コロナウイルスの影響か、午前中のまちは閑散としています。
 
 
 
 
昨夏の大雨による浸水被害を受けた銀南街。
今年3月にようやく全面復旧を果たしましたが、
まだまだダメージは大きく、そこへコロナが追い打ちをかけています。
 
長期の不振に続いてコロナの影響で大変な状況ですが、
今日は、コロナウイルス終息後の近未来の話です。
 
 
(クリックすると拡大します)
 
 
国交省が歩行者中心のまちなか整備に舵を切ったのです。
 
地方は車社会だからと、誰も疑うことなく
まちなかに駐車場ばかりを増やしてきましたが
まちはまったく元気になりませんでした。
 
私たち建築士会の有志は、
「車中心から人間中心へ」をスローガンに
10年前から様々な活動を通じて、訴えてきました。
 
 
 
 
この写真はH24年に市の社会実験でつくった銀座通りの憩いの場です。
 
駐車場より、まちで気持ちよく過ごせる時間を提供すること、
そのことの重要性を訴えました。
 
ここまで長い月日が経ちましたが、
ようやく国の考えが私たちの考えに追いついてきた!
そんな思いです。
 
コロナウイルスとの闘いはまだ始まったばかり。
かなりの長期戦が予想されますが
そのためにつながれない人と人が再び平和なまちを獲得した時に
再びつながりあうための、とても大事な話です。
 
 

臼杵の家、模型スタディ

臼杵の家では、引き続き模型でのスタディ中です。
 
内外の仕上げのご要望に合わせて、テクスチャーを貼り付け
よりリアルなイメージを反映させています。
 
もちろんCGでも検討は可能なのですが
実際の明るさや光の回り具合などは、やはり模型の方が現実に近いので
できるだけ模型でのチェックを行うよう努めています。
 
壁まで仕上がったところで、
これから屋根の架構の製作に取り掛かります。
 

カウンター仕上げのスタディ

 

 
診療所の改修計画にて。
既存カウンターの腰壁は後ろの壁と同じシナベニヤ、
それを図のような質感の違う左官の壁に仕上げていく予定です。
 
 
 
 

左官屋さんがいくつかパターンの違う塗り見本を作ってくれました。
モノトーンを基調に淡い色や濃い色、表情の違うパターンなど
落ち着いた品のある表情を求めて、これから調整していきます。
 
 
 
 

カピン珈琲にて

プチリフォームの打合せでカピン珈琲にお邪魔しました。
 
珈琲豆御渡所は完成から早6年、
外壁は汚れもほとんど目立たず、良い表情です。
銅製の扉は赤褐色の渋い色合いに熟成しています。
 
 
 
 
 
「サンドウィッチでもどうぞ」と
昼食をはさみながらの打合せになりました。
いつもお気遣い、ありがとうございます。
 
 
 
 
 
帰りに購入した2種類の豆。
今回は、タンザニアとニカラグアのものをいただきました。
オーナーのこだわりをゆっくりと味わいます。
 
 

城ケ丘の家、竣工

昨夏の棟上げから半年、
長期間の工事になりましたが、外構部分も含め、ようやく完成しました。
 
45坪の2階建ての住宅を平屋に縮小した今回のプロジェクトでは
建主の愛着がある既存の門扉を再利用。
風格のあるレンガの壁に対し、
シンプルな切妻型の平屋の外観を配しています。
 
 
 
 
 
門扉の見返し。
床の舗装のみ、汚れが目立ちにくいタイルに張り替え、
右の駐車場との間をブルーベリーの生垣で仕切っています。
 
 
 
 
 
 
既存の南庭
庭との関係がより親密になるよう、
深い庇とウッドデッキを張り出しています。
 

西豊井の家、植栽工事

西豊井の家の植栽工事を行いました。
メインの南庭には常緑のオリーブとシマトネリコ、落葉のカツラを配置。
まずは配置を調整。
 
 
 
 
配置を決めたところで植え込みを開始。
外構照明も樹木の配置に合わせて移動します。
 
 
 
 
 
建物脇の東側には大型のプランターにハイノキを植え込み。
涼しげな常緑の木で隣地との間合いを図り、朝日をカモフラージュします。
 
 
 
 
 
玄関脇、道路から正面になる部分には
手入れのしやすさも考慮して、小ぶりなブルーベリーを密植。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
無事、南庭の樹木の植え込み完了。
これから数年で立派な枝ぶりに成長し、リビングからの風景を彩ってくれます。
 
 
 
 
東庭のハイノキも植え込み完了。
 
 
 
 
 
玄関脇のブルーベリー。
これから暖かくなると葉が茂り、白い花が咲き、
秋には小ぶりの実を楽しむこともできそうです。
 

くらしの風景 @室積の家

完成して2ヶ月経った室積の家を訪問、
家のあちこちにくらしの雰囲気が滲み出しています。
 
キッチンには調理道具や食品などがぎっしりと並び、
当初イメージしていたリアルなくらしの風景が現れています。
 
 
 
 
 
ご予算の都合もあり、当初は単純な棚だけでしたが
建主自身で引き出しなどの収納を上手にアレンジされています。
 
 
 
 
 
何気なく並んでいる道具類は
色合いや素材感に適度なまとまりをもたせてあり
建主のセンスがさりげなく現れています。
 
 
 
 
 
今回は「見せる収納」を建主と共有できたことで
「隠す収納」とは違う、生き生きとしたくらしの風景が生まれました。
 
 
 

2020.1.24 設計事務所 TIME

臼杵の家 模型にて打合せ

臼杵の家の打合せに行ってきました。

 
 
 
 
 
今回は内部空間の構成がわかるように
1/50のスケールで模型にしました。
 
水平に伸びるプロポーションはそのままに、
開口部の配置や断面形状をさらに詰めながら
内部空間のデザインを落とし込んでいく予定です。
 
 

西豊井の家、カーテン取付

西豊井の家でカーテンの取付を行いました。
 
建主ご希望のECRUHOMEのリネンカーテン、
自然の麻を織り込んだ柔らかな素材感が魅力です。
 
 
 
 
 
2階の中連窓から取付開始。
リネンのレースを透かして、うっすらと外の風景が映ります。
 
 
 
 
 
やさしい色合い、そして天然素材を織り込んだ表情が
空間を引き立てます。
 
 
 
 
 
1階掃き出しのコーナーウインドウ部分
タッセルの位置を慎重に確認しています。
 
 
 
 
 
全ての窓に取り付け完了。
 
 
 
 
 
レースのカーテンから透ける柔らかい光、
自然な形状のひだが床に豊かな表情をつくります。
 
 
 
 
 
ナラのフローリングとの取り合いがとても美しい。
素材と空間が響き合って、何気ない日常が豊かに過ごせそうです。