光が変化する

東山の家、リビングの吹抜け空間。午後の光が部屋の奥まで届いています。写真に見える北側の窓、東側の窓、そして南の窓によって1日を通して光が変化する場所になります。2015.1.13 設計事務所 TIME




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東山の家、リビングの吹抜け空間。

午後の光が部屋の奥まで届いています。
写真に見える北側の窓、東側の窓、そして南の窓によって
1日を通して光が変化する場所になります。

週末連載 スイス・ドイツ84

チューリッヒ湖の畔にある公園、一面に広がる芝生がなんとも気持ちのいい場所なんですがこんな場所を公共財産としてもっているまちは本当に豊かだなと思います。この豊かな公園の一角に近代建築の巨匠の手による革命的な建築が建っていま … “週末連載 スイス・ドイツ84” の続きを読む




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チューリッヒ湖の畔にある公園、
一面に広がる芝生がなんとも気持ちのいい場所なんですが
こんな場所を公共財産としてもっているまちは本当に豊かだなと思います。

この豊かな公園の一角に
近代建築の巨匠の手による革命的な建築が建っています。

大分・熊本視察4

床の目地。葬祭場、エントランス回りの床はコンクリート仕上げ。コンクリートは寒暖の差などによって収縮するので広い面では目地で切ってクラックが入りにくくします。ここでは目地の際を御影石で回していました。さりげないけれど洗練さ … “大分・熊本視察4” の続きを読む




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床の目地。
葬祭場、エントランス回りの床はコンクリート仕上げ。

コンクリートは寒暖の差などによって収縮するので
広い面では目地で切ってクラックが入りにくくします。

ここでは目地の際を御影石で回していました。
さりげないけれど洗練されたディテールです。






何気ない風景@京都三条地下

カウンターの中は濃密な宇宙のよう。通路幅40センチほど、横にスライドしながらの仕事ぶりです。京都三条にある六曜社珈琲店。地下のお店は自家焙煎のコーヒーが評判だそうですがイノダコーヒでたっぷり頂いたあとなのでエスプレッソを … “何気ない風景@京都三条地下” の続きを読む




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カウンターの中は濃密な宇宙のよう。
通路幅40センチほど、横にスライドしながらの仕事ぶりです。

京都三条にある六曜社珈琲店。
地下のお店は自家焙煎のコーヒーが評判だそうですが
イノダコーヒでたっぷり頂いたあとなのでエスプレッソを注文。
これもなかなかおいしかったです。

それはともかく、
このお店には人が使う寸法の究極がいっぱい詰まってました。
京都人なら「それくらい当たり前」なのかも
でも、瀬戸内のゆるやかなスケール感の人間には「!」がいっぱいです。

掛け算

東山の家では吹抜けの天井仕上工事が行われています。(下地材ですがあくまで仕上げなんです)荒々しい合板もひとつひとつ木目が違うので大工の田畑さんがその木目を見ながら貼る位置をアレンジ。ラフな材料と丁寧な仕事の掛け算による化 … “掛け算” の続きを読む




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東山の家では吹抜けの天井仕上工事が行われています。
(下地材ですがあくまで仕上げなんです)

荒々しい合板もひとつひとつ木目が違うので
大工の田畑さんがその木目を見ながら貼る位置をアレンジ。

ラフな材料と丁寧な仕事の掛け算による化学反応に期待です。

島のリズムと共に

ガマの群生地、右奥に見えるのが改修中の茶室。島のリズムに合わせるようにゆるやかに工事が進んでいます。2015.1.6 設計事務所 TIME




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ガマの群生地、
右奥に見えるのが改修中の茶室。

島のリズムに合わせるようにゆるやかに工事が進んでいます。

普通であること

あけましておめでとうございます。昨年はアベノミクスや消費税増税など経済の話題が多い年でした。世の中は非日常が日常化して興奮状態が増しているような気がします。TIMEでは、そんな気分を少しクールダウンしてあくまで「豊かな日 … “普通であること” の続きを読む


あけましておめでとうございます。

昨年はアベノミクスや消費税増税など経済の話題が多い年でした。
世の中は非日常が日常化して興奮状態が増しているような気がします。

TIMEでは、そんな気分を少しクールダウンして
あくまで「豊かな日常」の追求を目指してまいります。

派手なものより穏やかであること、
豪華なものより普通であること。
普通であることの中に潜む有難さや美しさを見出し、
「豊かな日常」を生み出していきたいと考えています。

今年もどうぞよろしくお願いします。

進むべき道

2014年、最後の日を迎えました。今年一年、皆様、どんな一年をお過ごしになりましたか?仕事がら、日々の生活の舞台が皆様の幸せにつながることを祈りつつ微力を尽くしてきました。それでも、本当の幸せにたどり着くにはまだまだ力が … “進むべき道” の続きを読む


2014年、最後の日を迎えました。
今年一年、皆様、どんな一年をお過ごしになりましたか?

仕事がら、日々の生活の舞台が皆様の幸せにつながることを祈りつつ
微力を尽くしてきました。
それでも、本当の幸せにたどり着くにはまだまだ力が足りません。
来年も引き続き、本当の幸せをもとめて思索と行動を進めて参ります。

東山の家は外装仕上げ、内装下地が進行中、これから内装工事に進みます。
下松の家は濃密な打合せがまとまり、これから工事にかかります。
中国のモデルハウスも4月からいよいよ工事が始まる予定で準備を進めています。
その他にも、新築やリノベーションで新たな生活の舞台の創造が始まります。

大津島の茶室は3月末の竣工を目指し、最後の仕上げにかかります。
(やや大げさですが)我々日本人の未来を占う貴重なプロジェクトです。

周南市や光市では、事務所や学校、レストランなど
価値の再創造を目指すプロジェクトが進行中です。

まちづくりでは、新徳山駅ビル、市庁舎が市民の居場所となるため
こちらも実践編が進んでいきますよ。

世界は不安定ながら、進むスピードはますます加速度を増しています。
でも、
私たちは自分たちが進むべき道をきちんと見定めることができているでしょうか?
スピードが速いからこそ、その方向を見定めることが必要なのかもしれません。
明日があなたにとって最良の時代でありますように
その一助となれるよう、我々もがんばって参ります。

来る年も皆様にとって良い年でありますように。
2015年もどうぞよろしくお願いします。


仕事で京都

窓の外に広がるのは二条城、隈研吾氏デザインのスイートルームです。新しい住宅の仕事でイメージを共有するために京都へ。イノダコーヒや俵屋、六曜社珈琲店など趣深い場所を巡りました。2014.12.30 設計事務所 TIME




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窓の外に広がるのは二条城、
隈研吾氏デザインのスイートルームです。

新しい住宅の仕事でイメージを共有するために京都へ。
イノダコーヒや俵屋、六曜社珈琲店など趣深い場所を巡りました。


週末連載 スイス・ドイツ83

美術館の廊下部分。床も壁も天井もすべて木製パネルでつくられています。空間にクオリティを与えているのはパネルの目地。単純な空間を単調に見せないための緻密な操作が行われています。2014.12.21 設計事務所 TIME




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美術館の廊下部分。
床も壁も天井もすべて木製パネルでつくられています。

空間にクオリティを与えているのはパネルの目地。
単純な空間を単調に見せないための緻密な操作が行われています。