陰影と表情
床、壁の左官が仕上がってきました。控えめな光の陰影によって、それぞれのものたちがにわかに語り始めています。立礼席正面の景色。室内の暗さとの対比がしっかり現れています。あとはここに入る建具をいかに仕立てるか、これから検討に … “陰影と表情” の続きを読む
床、壁の左官が仕上がってきました。控えめな光の陰影によって、それぞれのものたちがにわかに語り始めています。立礼席正面の景色。室内の暗さとの対比がしっかり現れています。あとはここに入る建具をいかに仕立てるか、これから検討に … “陰影と表情” の続きを読む
緑の向こうに垣間見えるガラスの壁とギザギザ屋根。スイスの建築家、ギゴン&ゴヤーによるヴィンタートゥーア美術館。半透明ガラスの軽快な質感と屋根のかたちは「美術館」という建築タイプの重々しさから見事に抜け出しています。201 … “週末連載 スイス・ドイツ79” の続きを読む
大津島の茶室では左官工事が進み始めました。壁で覆われて建物の全容がはっきりしてきました。入口引戸の敷居もモルタルで仕上げられました。直線の存在しないこの場所にはじめて現れた直線、なぜか新鮮です。引戸の袖壁下地の厚さはわず … “左官工事、進行” の続きを読む
住宅瑕疵担保責任保険の現場検査が行われました。検査員に筋違いや接合金物の位置や種類をチェックしていただきました。屋外では屋根工事が始まっています。屋根の色は外壁のダークグリーンを引き締めるブラック。イメージしたよりやや淡 … “東山の家、軸組検査” の続きを読む
旧市街から住宅街に出てきたところ。早朝でまだ人通りはないですが、とにかく緑が多い。なんでも、ドイツでは自分の家の木でも勝手に切ってはいけないとか。日本と比べて、圧倒的に日射量が少ないため、木の生長は遅く、育った木はそれだ … “週末連載 スイス・ドイツ78” の続きを読む
沖縄の伝統を今に伝える中村家住宅、高温多湿の夏を過ごすための本質を見ることができました。自然を生かし、自然と溶け合うその思想は機械制御のスマートハウスよりもむしろクールです。名護市庁舎、備瀬のフクギ、そしてこの中村家住宅 … “夏の沖縄38” の続きを読む
双子!いや、ただそれだけなんですけど(笑)ややこしく言うと、人為的な磁場を感じるというか・・・余談ですが、先日亡くなられた赤瀬川原平氏、その著書「超芸術トマソン」によって世の中の見え方、楽しみ方をいっぱい教えていただきま … “何気ない風景@東山” の続きを読む
リビングの吹抜け空間、キッチン側から見たところ。右手と正面上部には大きな窓が開けられ、みんなに開かれた、まさに開放的な空間になる予定です。2014.11.5 設計事務所 TIME
小間の茶室部分に小舞を掻いた状態。ここに荒壁、中塗り、上塗りが施されますがこの状態もなかなかよい表情なので隠れる前に一枚。外周のモルタル壁も粗塗りが終わり、無機質な床や壁と、石柱や小屋組の対比が現れはじめています。201 … “内装下地、前進” の続きを読む
天を刺すようにそびえる教会の尖塔。双頭の片方は時計塔になっています。その独特のデザインと周囲を圧倒する高さによってまちの主役であることを示しています。商業主義に堕ちた現代都市は、主役が多すぎて混乱していますが(しかも大根 … “週末連載 スイス・ドイツ77” の続きを読む