ただの換気用ではない窓

下地用のコンパネを曲線状にカットする大工さん
茶室の給仕口に着想を得て、火灯口風の開口部です。
 
 
 
 
 
コンパネ下地に仕上げのMクロス合板を重ね貼り
 
開口は南北の風の流れをつくるために
和室と寝室の間仕切りの一部をくりぬいたもの。
 
しかし、ただの開口では面白くない。
ということで伝統的な茶室の給仕口のイメージを引用、
高さも1.2mほどに抑えて緊張感をもたせています。
 
 
 
 
 
ほぼ形ができあがりました。
 
奥の和室側は荒い土壁に、
寝室側は白い空間に合わせて塗装で仕上げていきます。
 
 
 
 
 
こちらは小屋裏収納に新設する突き出し窓の枠材
 
雨がかり部分の木製窓なので
耐久性のあるしっかりとした赤身の杉材を手配していただきました。