道路に沿って連なる建築群
HM養成講座で田中絹代ぶんか館に向かう途中、
日本らしからぬ風景に遭遇。
カーブする建物の連続が、まるでリージェント・ストリートのようです。
それがコレ、
19世紀、産業革命で活気づくロンドンに都市基盤の一つとして計画され
オスマンによるパリ大改造にも影響を与えたと言われています。
しかし、
ここにはさすがに「都市計画」の香りが漂いません。
改めて周囲を見ると
この建築群、なんと川の上に建っています。
ググってみると、一目瞭然。
ちょうど川の方向が変わるコーナーに建っています。
川の流れに身をまかせたゆえのカーブには、
自然に身を委ねる日本的な思想があるのかもしれません。
果たして思想が深いのか、それとも深読みしすぎなのか・・・
2017.12.21 設計事務所 TIME