修学院離宮、浴龍池
標高137mの山あいに位置する4500坪あまりの広大な池は
比叡山からの谷川をせき止めて造られた人工池なんだそうです。
その池の奥、山の中腹に上の茶屋、隣雲亭がかすかに垣間見えます。
隣雲亭から見た浴龍池と京都北山の山並み
修学院の核心はこの大パノラマの風景にあります。
自然を大胆に造成しながらも、決して人工的な嫌味が感じられません。
大胆なランドアートでありながら、見事に自然と溶け合って
自然以上の美しい風景を生み出しています。
2017.7.4 設計事務所 TIME