動物を形どった古代遺跡の遺品のような・・・
でもこれはれっきとした道具なんです。
KATACHI museumには世界中から古今東西の道具類が集められています。
タイで使われていたココナッツ削り器だそうですが
角か牙のある牛を表現したようなアートにも見えてきます。
こちらは三本足で踏ん張る怪獣のようにも見えましたが
18世紀にフランスで使われていたパン焼きグリルだそうです。
足や爪のようなフック状の形には手仕事の素朴さもあり
人間が作り出した道具としての創造性とともに温かみが感じられます。
これは何でしょう?
まるで謎解きのようですが、
実は私もなんだったか忘れてしまいました(笑)
でも、あえて謎解きできなくても
木と鉄で構成された形自体に得も言われぬ味わいがあります。
それは建築にも通ずるところがあって
機能や実用性を超えて存在する、素材と造形の味わいのようなものです。