カール・フリードリッヒ・シンケルのアルテス・ムゼウム。
列柱が並ぶ堂々とした外観、いわゆる新古典主義のデザインです。
「新」とつくようにこの建築ができたのは19世紀。
紀元前に栄えたギリシャ様式のリバイバルです。
新古典主義といえば、大英博物館が有名ですが
アルテス・ムゼウムはその先輩格にあたります。
しかも、ただのリバイバルではなく
複合機能が空間として幾何学的に構成されているところが新しく
かつ美しく造形されているところにシンケルのスゴさがある、
まさに、玄人好みの建築かもしれません。
2015.12.12