誰かのために かさ上げ工事が始まった頃の陸前高田市、3年前の光景です。 震災から5年、この時間に我々は何を学んだでしょうか? あのとき、人と人のつながりを強く意識しました。 しかし、5年経った今、「公」や「共」の力は薄まり、個の拡散が止まりません。 新たなつながりが生まれる一方で、世の中の寛容さが弱っています。 誰かのせいにして生きるより、誰かのためになることを目指す。 そのことを意識して前へ進みます。 2016.3.11 設計事務所 TIME