地中海を臨むル・コルビュジエの墓
今週、上野の国立西洋美術館が世界遺産に登録される
というニュースが飛び込んできました。
建築通なら知らない人はいないル・コルビュジエの設計です。
モダニズム建築の礎を築いたコルビュジエ、
合理的で機能的な建築は、彼の死後、功罪それぞれ語られますが、
なにより、
人間に生きる喜びを与える豊かな空間を創造し続けたことは見逃せません。
氏が眠る墓もまたコンクリート製、
その中に鮮やかな原色の墓標がはめ込まれています。
地中海を愛した氏は、死後もこの豊かな海と共にいます。
2016.7.22 設計事務所 TIME