夕暮れの街角に現れた巨大アート
マイケル・グレイク=マーティンの「信号所」
蛍光灯の電球がポップな色合いで描かれ、
スケールアウトした大きさが常識を揺さぶって、街を刺激的な場所に変えています。
実際の街灯と響き合うように映るアートの電灯、
何気ない夕暮れをワクワクさせるスパイスです。
隣にはこれもカラフルに彩られたタワー
リアム・ギリックの「Faceted Development」
今回、まちや地域の文化財にも展開したアートイベント、
窮屈な美術館のハコを飛び出して、より自由な表現を獲得し、
まちにさまざまな刺激を与えているようです。
ヨーロッパでは公共の場は屋内、屋外の境を越えて市民に開かれていますが
このイベントでは、アートの力によって様々な境を越えて、
まちを生き生きとした場に変容させています。
まさに、まちを活性化させた貴重な機会だったと言えるでしょう。
2016.12.7 設計事務所 TIME