荻上直美監督の映画「めがね」。
「かもめ食堂」の空気感にさらに与論島の自然が加わり
こころに風が吹き抜けるような清涼感が残ります。
「この島には何もないからいいのかな~」
映画の中で主人公のタエコとヨモギが話していました。
あふれる情報、モノ、過密なまち、
現代都市には、窒息しそうなほどあらゆるものが詰まっています。
余計な知識、欲望、しがらみを捨て去れば
すっきりさっぱりと生きられるのでしょうにね。
静かな南の島には、
こころの底から人を自由にしてくれる、おおらかな力がありそうです。