ただいま、検査中。
大工の有井さんが神社の鐘楼をつくり直したというので
完成した鐘楼の耐震検査を見学させてもらいました。
建物の硬さや粘りが判断できるソフトを使って
X,Y軸の水平方向、床の上下振動を計測。
これで、固有周期を割り出し、構造の安全性を確認します。
金物を使わず、木組みを生かした構造が、有井さんのこだわり。
古い小屋組と新しくなった胴部分の新旧の組合せで
これからも大切な鐘をずっと守っていきます。