資料をめくる。
お施主さんがまとめている分厚いファイル、
そこには、家づくりにかける思いが詰まっています。
現場の打合せは、昼に始まって気がつくと完全に夜になっていました。
お施主さんと、解体された空間をどうアレンジしていくか
ひとつひとつ現場で確認し、議論しながら詰めていきます。
山口県は全国でも稀なハウスメーカーの家が多い県、
いつの間にか、家はつくるものから買うものになっちゃいました。
そんな中にあって、ここまで家づくりにこだわって
そして、そのプロセスを楽しんでつくるお施主さんは貴重です。
設計者も施工者も、ともにつくることを実感する現場です。