通りに置かれたベンチ。
ベンチの間には緑が植えられ、ゴミ箱も完備、
建物側も窓の緑で居心地に貢献しています。
ここは公園の中ではなく、まちの中の道路の一部。
「どなたでもどうぞ、ご自由に休んでいってください」
そんな言葉が聞こえてきそうな、このまちの寛容さが伝わってくる。
日本では管理する側の言い分が優先して
なかなかこんな場所が見当たりませんが
その手間も含めて、かれらはこの場所を是としています。
それによって、通りは単なる移動のためのドライな場所から
まさに公園のような居心地のよい場所に変わるのです。