石を決める
大津島の中野石材の奥にある採石場。まるで日本じゃないような、圧巻の風景です。10月に続き、多忙な中、プロデューサーの内田鋼一さんが来てくれました。今回は立礼卓に使う石の下見と露地の飛び石の配置を決めていきます。地元紙の新 … “石を決める” の続きを読む
大津島の中野石材の奥にある採石場。まるで日本じゃないような、圧巻の風景です。10月に続き、多忙な中、プロデューサーの内田鋼一さんが来てくれました。今回は立礼卓に使う石の下見と露地の飛び石の配置を決めていきます。地元紙の新 … “石を決める” の続きを読む
床、壁の左官が仕上がってきました。控えめな光の陰影によって、それぞれのものたちがにわかに語り始めています。立礼席正面の景色。室内の暗さとの対比がしっかり現れています。あとはここに入る建具をいかに仕立てるか、これから検討に … “陰影と表情” の続きを読む
大津島の茶室では左官工事が進み始めました。壁で覆われて建物の全容がはっきりしてきました。入口引戸の敷居もモルタルで仕上げられました。直線の存在しないこの場所にはじめて現れた直線、なぜか新鮮です。引戸の袖壁下地の厚さはわず … “左官工事、進行” の続きを読む
小間の茶室部分に小舞を掻いた状態。ここに荒壁、中塗り、上塗りが施されますがこの状態もなかなかよい表情なので隠れる前に一枚。外周のモルタル壁も粗塗りが終わり、無機質な床や壁と、石柱や小屋組の対比が現れはじめています。201 … “内装下地、前進” の続きを読む
防府天満宮の境内にある芳松庵。門をくぐると見えてくるのがこの風景。よく手入れされた庭の風情がすばらしい。茶室のにじり口の寸法感覚がいまひとつつかめないので今一度、実際の茶室を確認にやってきました。身近なところで本物の茶室 … “芳松庵へ” の続きを読む
大津島の茶室は壁下地が組まれ、塗り壁工事に進みます。大工の御手洗さん、左官の福田さんと細かい納まりを打合せ。ここには直線はおろか、水平垂直も存在しません。この三次元的混乱をどのように仕上げるのか・・・いよいよ難解な局面を … “塗り壁の打合せ” の続きを読む
ガマの群生地の向こうに三角屋根が見える。わかりづらいのでアップにするとこんな感じ。二畳の茶室に開ける窓のサイズを決めるために今一度島へ。この壁の一部に群生地をのぞく窓を切ります。秋を迎えた群生地、これからひとつずつ造作工 … “ガマの群生地、秋” の続きを読む
大津島の茶室、北面の壁。とてもよいシルエットなので思わずシャッターを切ったところ。実際には、この部分は壁で隠れるのですが・・・昨日はプロデューサーの内田剛一さんが来てくれたので仕上げの素材をひとつひとつ確認。写真は小間に … “思案が続く” の続きを読む
大津島の茶室につかう炉縁が入荷しました。手前から神代杉、沢栗、そして桧の耳付きです。小間に使うので生地のままですが、どれも上等です。現場は外装が終わり、内装デザインを決める段階へ。プロデューサーに選んでもらう部材を収集中 … “生地の炉縁” の続きを読む
大津島の茶室、軒先の表情。竹や丸太、そして角材らがランダムに並ぶ。入口部分の天井。桁と垂木の隙間からにじむ光がとてもきれいです。これを潰したくないなぁ〜と思うのですがうまく仕舞がつけられるかどうか、大工の御手洗さんと思案 … “思案中” の続きを読む