ホームページのworks に臼杵の家と大神の家2をUPしました。
大神の家2 お披露目会
くらしの風景 @室積の家
2020.1.24 設計事務所 TIME
ユーモアに未来あり
かなりふざけた間取りです(笑)ですが、ここに人生を楽しくするヒントがあります。暮しの手帖ならぬ、間取りの手帖というこの本、まじめにふざけてる感じがなかなかよいです。しかも、単なるおふざけをユーモアにまで引き上げたところに … “ユーモアに未来あり” の続きを読む
変幻自在
松下村塾に残る旧家。 襖が開け放たれて風通しのよさそうなこの家、 畳の間がいくつもつながり、襖の開け閉めで広さが変化します。 くらしのかたちに合わせて … “変幻自在” の続きを読む
松下村塾に残る旧家。
襖が開け放たれて風通しのよさそうなこの家、
畳の間がいくつもつながり、襖の開け閉めで広さが変化します。
くらしのかたちに合わせて住いがやわらかく変化する様は
包むものに合わせて自在に使える風呂敷のようです。
「何LDK」という判で押したような退屈な家とは違い
変幻自在に何通りもの使い方ができる昔の家はとても楽しげです。
ユトレヒトのまちから
NHKの世界ふれあい街歩き、 昨日はオランダのユトレヒト、運河の美しい町でした。 番組の最後に出てきた初老の紳士、 郊外から旧市街の素敵な家に越してきたそうで、 家の中を案内しながら、「欠点も … “ユトレヒトのまちから” の続きを読む
NHKの世界ふれあい街歩き、
昨日はオランダのユトレヒト、運河の美しい町でした。
郊外から旧市街の素敵な家に越してきたそうで、
家の中を案内しながら、「欠点も多いよ」といいながら
螺旋階段の昇り降りの大変さや窓の隙間風の悩みを話します。
しかし、
「それでも、この家に住めるなら我慢するさ」と一言。
性能では語れない愛着という家の価値が滲み出す一言です。
欠点の少ない高性能の家も悪くはないですが
できれば、古くなっても愛着が薄れない、そんな家をつくっていきたいですね。
カーサの住宅特集
カーサブルータスの最新号が届きました。 今年最初の特 … “カーサの住宅特集” の続きを読む
カーサブルータスの最新号が届きました。
今年最初の特集は恒例の住宅特集です。
カーサのセレクトらしく、個性的で斬新な住宅が盛り沢山、
「名作モダニズム住宅に暮らす」という特集もあります。
家は、単なるハコではなく
長く住むもの、そして楽しく暮らすためのもの。
家づくりもそのことをしっかりと考えましょう。
使い方の問題
日本の家の空き家率、実に13%、 そして、家の平均寿命は30年。 日本の住宅は30年ほどで飽きられる。 そして、次から次へと新しい住宅が建てられている。 この現象は、いまだに変わりません。 & … “使い方の問題” の続きを読む
日本の家の空き家率、実に13%、
そして、家の平均寿命は30年。
日本の住宅は30年ほどで飽きられる。
そして、次から次へと新しい住宅が建てられている。
この現象は、いまだに変わりません。
いまだに変わらないにもかかわらず、
相変わらず同じような家が建てられる。
もしくは、見た目のデザインだけを変えて何とかしようとする。
しかし、実は、中身の使い方に問題があるのでは?
古い家でも、上手に使えば、くらしは豊かになる。
新に建てる家も、50年後を楽しむくらいの感覚が必要かも。
そろそろ、それに気付く時かもしれません。
風呂敷みたいな家
「風呂敷ってすごいねぇ。 どんな形のものでも包んでしまえるし。」 お茶の稽古中、 お師匠さんの口から出た一言。 そういえば、 日本の家も昔はもっと柔軟性がありました。 使う人数に … “風呂敷みたいな家” の続きを読む
「風呂敷ってすごいねぇ。
どんな形のものでも包んでしまえるし。」
お茶の稽古中、
お師匠さんの口から出た一言。
そういえば、
日本の家も昔はもっと柔軟性がありました。
使う人数によって、一間で使ったり、二間続きにしてみたりと
家の形は変わらないけど、いろんな使い方ができた。
そんな柔かい使い方ができる
風呂敷みたいな家をちょっと作ってみたいですねぇ。