東華菜館、レストランに隣接する待合室。
これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも
隅々までデザインの心配りが施されています。
星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾り棚、
レース模様のような縁取りはデザインとともに京都の職人技が光ります。
東華菜館、レストランに隣接する待合室。 これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも 隅々までデザインの心配りが施されています。 星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾 … “伊勢・京都視察4” の続きを読む
東華菜館、レストランに隣接する待合室。
これから行われる食事への期待が高まるこの場所にも
隅々までデザインの心配りが施されています。
星型をモチーフにしたデザインの焦点は正面の飾り棚、
レース模様のような縁取りはデザインとともに京都の職人技が光ります。
2階屋上のアサギテラスに置かれたプランター。 青々と育った緑から職員や市民の介在がうかがえ 人が関わることで市役所に生きた場が育っています。 つくっただけで終わらな … “夏の沖縄16” の続きを読む
2階屋上のアサギテラスに置かれたプランター。
青々と育った緑から職員や市民の介在がうかがえ
人が関わることで市役所に生きた場が育っています。
つくっただけで終わらない、成長を続けるこの屋外空間は、
市民にとっての市役所を考える上で多くの示唆を与えてくれます。
東華菜館内部の階段。 階段端部をラウンドさせてデザインし、 それと揃えるように幅木もカーブを描いています。 段鼻のノンスリップは左のエレベーターの足元と同じ金属製、 … “伊勢・京都視察3” の続きを読む
東華菜館内部の階段。
階段端部をラウンドさせてデザインし、
それと揃えるように幅木もカーブを描いています。
段鼻のノンスリップは左のエレベーターの足元と同じ金属製、
アールデコ調のデザインでまとめ、完璧な調和を見せています。
市庁舎の屋上まで昇ってきたところ。 段々になった各階の屋上は市民に開放されています。 日差しを遮るアサギテラスと屋上庭園が 市民や職員に安らぎの場を提供しています。 … “夏の沖縄15” の続きを読む
市庁舎の屋上まで昇ってきたところ。
段々になった各階の屋上は市民に開放されています。
日差しを遮るアサギテラスと屋上庭園が
市民や職員に安らぎの場を提供しています。
ヴォーリズ設計による東華菜館、 鴨川べりに建つこの洋館は京都の街並みのなかで異彩を放っています。 歴史の荒波を超えて80年以上の歴史を刻むこの建物、 古い、新しいと … “伊勢・京都視察2” の続きを読む
ヴォーリズ設計による東華菜館、
鴨川べりに建つこの洋館は京都の街並みのなかで異彩を放っています。
歴史の荒波を超えて80年以上の歴史を刻むこの建物、
古い、新しいという次元を超えて見る人の共感を生むデザインの力に感服です。
地上から屋上までつづく階段。 市役所は一般市民にとって親近感を感じにくい場所ですが 名護市庁舎では建物の屋上までオープンスペースになっていて 市民は建物の隅々までア … “夏の沖縄14” の続きを読む
地上から屋上までつづく階段。
市役所は一般市民にとって親近感を感じにくい場所ですが
名護市庁舎では建物の屋上までオープンスペースになっていて
市民は建物の隅々までアクセスすることができます。
見た目のデザインだけではわからない人を豊かにするための哲学が
こんなところからも感じられます。
2020年の東京オリンピックでメイン会場となる新国立競技場。 国際コンペで選ばれたのは、大胆な流線型が特徴のこのザハの案。 テレビのニュースでは規模や予算の見直しが話題になってい … “国立競技場はどこへ向かう?” の続きを読む
2020年の東京オリンピックでメイン会場となる新国立競技場。
国際コンペで選ばれたのは、大胆な流線型が特徴のこのザハの案。
テレビのニュースでは規模や予算の見直しが話題になっていますが
建築界ではその巨大さによる景観への影響を危惧、
槇文彦氏の投稿から火がつき、丸の内論争以来となる景観騒動が沸き起こっています。
(槇文彦氏の投稿はこちら。)
http://www.jia.or.jp/resources/bulletins/000/034/0000034/file/bE2fOwgf.pdf
この騒動に対し、このたび、コンペの審査員だった内藤廣氏から意見投稿がありました。
(内藤廣氏の投稿はこちら)
http://www.naitoaa.co.jp/090701/top/forarchitects.pdf
内藤さんには周南市のまちづくりにもご尽力いただいており、
私もひと事とは思えず、今回の騒動の経緯を心配しておりました。
(私が心配しても仕方ないのですが・・・)
しかし、ここに示された骨太の意見を読んで少し安堵。
建築はある意味、平和の象徴。
狭い視野で醜い争いに陥らず、賢明で希望を感じる解を導いていただきたい。
建築士会新南陽支部と住まいづくりの会が主催する建築視察、 今年は式年遷宮を終えた伊勢神宮と京都をめぐりました。 最初に訪れたのは倉敷市で工事中の住宅、 … “伊勢・京都視察1” の続きを読む
建築士会新南陽支部と住まいづくりの会が主催する建築視察、
今年は式年遷宮を終えた伊勢神宮と京都をめぐりました。
最初に訪れたのは倉敷市で工事中の住宅、設計は堀部安嗣氏です。
低く狭いトンネルのようなアプローチを抜けた先に現れる大屋根の空間。
唐傘のように放射状に架けられた垂木がとてもきれいです。
吉村順三や宮脇壇の系譜をたどる同氏の情感あふれる空間表現です。
建物から突き出したスロープ。 国道58号線側の外観上の大きなポイントです。 中間に柱もなく20m近くも宙に浮いたこのスロープは 手すりの片面を梁成に使うことで構造的に解決されてい … “夏の沖縄13” の続きを読む
建物から突き出したスロープ。
国道58号線側の外観上の大きなポイントです。
中間に柱もなく20m近くも宙に浮いたこのスロープは
手すりの片面を梁成に使うことで構造的に解決されているのがわかります。
一見、何気ない姿に見えながら、高度な発想と知性に支えられていました。
決して威張ることのないこの建物の実にクールな一面を見た思いです。
10月に式年遷宮を終えた伊勢神宮、 いまだに熱気覚めやらぬ状況の中、視察に行ってきました。 こちらも独自のレポートをしていきます。 2013.12.3 … “伊勢へ” の続きを読む