ヴァンスの路地裏。
建物の壁が屏風のように折り重なって
路地の奥行きはさらに深まりを感じさせます。
数字上の道幅では考えられないほどに
路地空間は複雑な広がりをみせるのです。
ヴァンスの路地裏。 &n … “週末連載~南フランスvol.186” の続きを読む
ヴァンスの路地裏。
建物の壁が屏風のように折り重なって
路地の奥行きはさらに深まりを感じさせます。
数字上の道幅では考えられないほどに
路地空間は複雑な広がりをみせるのです。
窓に迫るほど広がる緑。 … “週末連載~南フランスvol.185” の続きを読む
窓に迫るほど広がる緑。
風が吹けば、窓に当たりそうなくらい
枝や葉っぱが繁っています。
これだけ繁ると家の中も暗くなるでしょう。
日本なら、さっさと枝が切られてしまうのでしょうが
彼らは、簡単にはそうはしません。
緑はそれだけこのまちにとって貴重なのです。
人生には便利なもの以外に大事なものがちゃんと存在しています。
道にも張り出すカフェテラス。 &nbs … “週末連載~南フランスvol.184” の続きを読む
道にも張り出すカフェテラス。
カフェは広場の他に、道とも相性がいいのです。
ここには、
この相性をよくするための秘訣があります。
車がたくさん(または、まったく)通らないこと、
緑が豊かで潤いがあること、
まち並みが美しいこと、
人の暮らしの息吹があること。
日本のまちの ”道路” がなくしてしまったこのエッセンス、
もう一度取り戻す努力をせねば、と思います。
広場に張り出すカフェテラス。 &nbs … “週末連載~南フランスvol.183” の続きを読む
広場に張り出すカフェテラス。
市庁舎前の広場はくつろぎの場でもあります。
石畳の床、大きな木の木陰、古いけれど味のあるまち並み、
そして、ゆったりと広がりのある広場。
広場はカフェのための舞台装置であり、
そして、カフェは広場にとっての舞台装置でもあります。
広場とカフェは切っても切れない関係にあるのです。
市庁舎前の広場。 ここは、子どもたちの格好の遊び場。 普通、市庁舎の前は車のロータリーになっていたり そうでなくとも、”管理された場所”とい … “週末連載~南フランスvol.182” の続きを読む
市庁舎前の広場。
ここは、子どもたちの格好の遊び場。
普通、市庁舎の前は車のロータリーになっていたり
そうでなくとも、”管理された場所”というイメージが強いのですが
本当は、市民を見守る懐の深い場所であるべきなんでしょう。
ヴァンスの市庁舎。 &n … “週末連載~南フランスvol.181” の続きを読む
ヴァンスの市庁舎。
ルネサンス様式の美しいデザインです。
日本では、とかく “お役所” と揶揄されがちな存在ですが、
本来は、住民自治や民主主義の大切なシンボルでもあります。
その大切なシンボルは、
親しみやすさと共に毅然とした姿をしています。
市庁舎前の広場は、その存在を引き立てるために
なくてはならない引きを提供してもいるのです。
見事な緑の路地です。 & … “週末連載~南フランスvol.180” の続きを読む
見事な緑の路地です。
まさに何気ない風景ですが
ここには絶え間ない住民の努力と協力が見て取れます。
一軒、一軒が家の前に緑を持ち寄って
日々、水をやり、手入れをしていく。
それをみんなで手をつなぐように行なうことで
路地はみずみずしい潤いのある空間となるのです。
建物の間から見える青い空。   … “週末連載~南フランスvol.179” の続きを読む
路地に面した家の玄関。 … “週末連載~南フランスvol.178” の続きを読む
路地に面した家の玄関。
扉上にはピノキオ(?)のオブジェ、
脇には犬の肖像画!
なんともユーモラスなディスプレイながら
この家に住む人の個性がなんとなく感じられるようです。
パステルブルーの雨戸。 … “週末連載~南フランスvol.177” の続きを読む
パステルブルーの雨戸。
開かれた雨戸にハンギングポットが4つ。
雨戸と同じパステルブルー、ホワイト、そしてブラウン、
これらが絶妙の色と配置のバランスを見せています。
窓台に置かれた家型の置物、窓下のプランター。
素人のやることと片付けるには恐れ多いほどの
市民センスの成熟が見られます。