週末連載 スイス・ドイツ91
線路の上につくられた遊歩道からカラトラバといえば、そのデザインから骨をイメージしますがここでも魚の骨のように鋭利なフレームが連なっています。フレームの間に張られたワイヤーには緑をはわせ、木漏れ日のさすおだやかな場所を目指 … “週末連載 スイス・ドイツ91” の続きを読む
線路の上につくられた遊歩道からカラトラバといえば、そのデザインから骨をイメージしますがここでも魚の骨のように鋭利なフレームが連なっています。フレームの間に張られたワイヤーには緑をはわせ、木漏れ日のさすおだやかな場所を目指 … “週末連載 スイス・ドイツ91” の続きを読む
ホームから階段、ブリッジを経由して遊歩道へ。有機的な曲線を描きながら、一連の動きに流れるようなデザインで応えています。機能重視で味気ない日本の駅とは対照的に、ここでは使い勝手はしっかり保ちつつも、個性的なデザインがこの場 … “週末連載 スイス・ドイツ90” の続きを読む
チューリッヒ・シュタデルホーフェン駅多彩な構造表現が得意なサンティアゴ・カラトラヴァの設計です。線路に合わせてガラス屋根とパーゴラがカーブを描くモダンで斬新なデザインです。公共の場にも優れたデザインが存在しそれが単なる「 … “週末連載 スイス・ドイツ89” の続きを読む
建物から切り離された屋根。近代建築の特徴のひとつがフラット(水平)な屋根。ここでも基本は四角いボックス。しかし、その上には建物から持ち上げられた屋根があり、その間に屋上を空間化しています。コンセプトをダイレクトに空間にし … “週末連載 スイス・ドイツ88” の続きを読む
カラーパネルのコンポジション。スチールサッシュによる正方形の黒い縁取り、その中には赤、白、黒、黄、緑などの原色をランダムに配置。単純な箱なのに、ものすごく強い抑揚を生み出しています。2015.1.31 設計事務所 TIM … “週末連載 スイス・ドイツ87” の続きを読む
ハイディ・ウェバー・ミュージアム、正面から見たところ。ガラスとカラーパネルによるコンポジションのボックス、それを覆うような屋根は逆三角形でコーナーに柱がありません。右奥には骨太なコンクリートのスロープ。反骨と強い精神で時 … “週末連載 スイス・ドイツ86” の続きを読む
ル・コルビュジェによるハイディ・ウェバー・ミュージアム。コルビュジェといえばコンクリートというイメージが強いのですが晩年の作にして鉄骨造による斬新な造形の展開です。2015.1.17 設計事務所 TIME
チューリッヒ湖の畔にある公園、一面に広がる芝生がなんとも気持ちのいい場所なんですがこんな場所を公共財産としてもっているまちは本当に豊かだなと思います。この豊かな公園の一角に近代建築の巨匠の手による革命的な建築が建っていま … “週末連載 スイス・ドイツ84” の続きを読む
美術館の廊下部分。床も壁も天井もすべて木製パネルでつくられています。空間にクオリティを与えているのはパネルの目地。単純な空間を単調に見せないための緻密な操作が行われています。2014.12.21 設計事務所 TIME
トップライトから降り注ぐ光。にじんだ光がギザギザ屋根に表情を与えています。西洋人にとって、光は我々日本人とは全く違う思いが感じられます。ここでも取り込んだ光を使って白いだけの空間を繊細に色付けています。2014.12.2 … “週末連載 スイス・ドイツ82” の続きを読む