「お前は女を知らんだろう!!」
開口一番、
部屋に入った瞬間に浴びせられた一言。
設計事務所での修行時代、
所長のかわりに話を聞くように言われて向かった応接室での出来事。
海坊主のようなギョロ目で丸坊主の大男こそ
かの田中文男氏でした。
木は女と一緒だ!
女を知らんと木は扱えん!!
そんな話をまくし立てていたような記憶しかないですが
数分間の接触は強烈な印象を今も残しています。
その氏が8月9日にご逝去されたそうです。
木造の「も」の字も知らなかった私が最初に洗礼を受けた貴重な方です。
心より、ご冥福をお祈りします。
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