宇部の家の耐震工事が始まって1ヶ月あまり
梅雨末期の豪雨もあり、基礎の掘削にてこずっていましたが
ようやくコンクリート基礎を据える段階まで来ました。
写真は南側座敷のコーナー部分
ジャッキアップした家の下を手掘りで掘り下げ
コンクリート基礎用の鉄筋を組んだところです。
コンクリートを打ち終わったところ
地盤沈下していた建屋はこの基礎でしっかり踏ん張ることで
耐震上も安定した状態になりました。
外周まわりの基礎は全周で75m以上もあり、
それをすべて手掘りで作業して行くため、とても時間がかかります。
南側の座敷側から西面をまわってようやく建屋の北面まで作業が進んできました。
それでもまだ半分以上残っています。
今回、地盤沈下の原因のひとつと考えられるのが屋外排水の建屋への侵入
それを食い止めるため、
特に排水状況の悪かった建屋の西側に排水溝も新設、
建屋周囲の排水状況もかなり改善できそうです。
工事開始からここまで1ヶ月あまり、
実に手間と時間の掛かる仕事ですが
その分、今後100年の安心につながることを考えれば
案外、コスパやタイパは高いと言えるかも知れません。