何気ない朝の風景です。
なんの飾り気もない素顔のままの室内は
気品も洗練もない、まさに「普段着」です。
パンデミックによって、
我々のくらしは否応なくスローダウンしました。
でも、そのおかげでエネルギーの無駄が減り、
モノや時間を貪るように過ごしてきたくらしを
ちょっとだけダイエットすることができるようになりました。
焦ってもどうにもならない状況の中で
生き急がず、気を張らず、気取りのない自分らしい「普段着のくらし」に
本質的な居心地のよさを見つけられる、そんな可能性を感じています。
2020.5.23 設計事務所 TIME