西豊井の家、実施設計へ

昨年の春から設計を進めてきた西豊井の家、
南庭に開けたLDのパースです。
 
南北に細長い敷地形状に対し、建物を北寄りに配置、
隣地から引きを取り、奥の隣地側にカーポート、手前に南庭を確保し
そこから明るい日差しの差し込む居心地のいい空間です。
 
 
 
 
 
 
庭側から見たLDK
 
ダイニングには自宅での仕事ができるワークスペース、
収納量豊富なキッチンカウンターとその奥にキッチン収納。
 
効率的に家事と仕事をこなして、くつろぎの時間が過ごせるような
機能と居心地をバランスさせた落ち着いた空間です。
 
これから見積り調整を経て、実施設計の詰めに入ります。
 
 

西豊井のプロジェクト

下松の西豊井で進行中のプロジェクト。
 
大きな旧宅があった広大な土地をミニ開発して造成された宅地の一番奥、
袋小路に面する南北に細長い敷地での新築計画です。
 
30坪ほどの2階建の住宅を、いつものように周囲のスケールに合わせて
いくつかのボリュームに分割して構成しています。
 
 
 
 
 
上から見た配置模型(写真左が南方向)
 
一斉に建てられるプレファブ系の住宅やコンクリートの擁壁など
周囲はミニ宅地にありがちなあまり風情のない環境です。
 
そのような環境ですが、
細長い土地の形状を生かして北側に建物を寄せて隣地から引きをとり、
隣地際に2台分のカーポート、そして植樹のある庭を配置し
ドライな風景との緩衝帯を設け、住まいの居心地を確保しています。
 
周囲の環境と上手に間合いを図りつつ、
ささやかながら心地よい住環境の創造を目指していきます。