高水の家 地盤の追加調査

高水の敷地にて地盤の精密診断を行いました。

1ヶ月前に行った地盤調査では、場所によって地下1〜5mのところに自沈層が存在するため、地盤改良が必要との結果がでました。

ただ、敷地は造成されてから50年以上経過しており、建物も軽量の平屋でもあり、果たして高額の地盤改良が必要なのか・・・?

ということで、構造事務所による地盤の精密診断を行い、改めて地盤改良の要否を確認することになりました。

 

 

精密診断では、支持地盤の深さや地盤の固有周期などを測定。

 

 

測定器で計測が難しい浅い層の部分は、コーンペネトロメーターという装置を直接地面に差し込んで、地盤の強度を確認。

今日の診断結果をもとに、改めて建物に最もふさわしい基礎形式を見極めていきます。

 

 

高水の家 地盤調査

周囲を小山に囲われた高水の住宅地にて、30坪の平屋住宅を計画中。

基本的な建物の配置と平面計画がまとまったところで、地盤調査を行いました。この計画では、長期優良住宅の認定を受けるため、構造などの仕様を早めに方向付けし、予算とのすり合わせを行います。

 

 

調査したデータがそのままスマホに視覚化されて見られるため、地盤の状態がすぐに確認できるようになりました。

地表から1mほどのところに柔らかい地層(色の濃い部分)が見られます。この状態がどれくらい影響するのか気になりますが、調査結果を待って、基礎の設計を進めていきます。