防府の阿弥陀寺。
この季節、満開のアジサイが咲き誇るこの寺、
境内は深い緑で覆われ、その中を縦断するように川が流れています。
木漏れ日とせせらぎが絶妙の空間構成をなして
自然とデザインが見事に融合しています。
防府の阿弥陀寺。 この季節、満開のアジサイが咲き誇るこの寺、 境内は深い緑で覆われ、その中を縦断するように川が流れています。 木漏れ日とせせらぎが絶妙 … “自然×デザイン” の続きを読む
防府の阿弥陀寺。
この季節、満開のアジサイが咲き誇るこの寺、
境内は深い緑で覆われ、その中を縦断するように川が流れています。
木漏れ日とせせらぎが絶妙の空間構成をなして
自然とデザインが見事に融合しています。
キャスパー・サルトのデザインによるNAPチェア。 オーガニックな形状が先鋭的でもあり、かつヒューマンなこの椅子。 今回、徳山駅の観光の駅のためにセレクトされました。 … “NAPチェア” の続きを読む
キャスパー・サルトのデザインによるNAPチェア。
オーガニックな形状が先鋭的でもあり、かつヒューマンなこの椅子。
今回、徳山駅の観光の駅のためにセレクトされました。
NHKの「美の壺」、益子焼で紹介された濱田庄司。 & … “生まれ出たもの” の続きを読む
NHKの「美の壺」、益子焼で紹介された濱田庄司。
柄杓を使って、釉薬を大胆に流し掛けて描かれた奔放な線。
浜田は言います。
「つくったものというより、生まれ出たものと呼べるようなものになってほしい」
自我を殺し、無の境地で、流れ出る液体(自然)と同化した瞬間に生まれる
唯一無二の世界観があります。
今までまったくわからなかったこの大皿の良さに
この瞬間、一気に目覚めました。
プロフェッショナル、仕事の流儀に佐藤卓、登場。 クールであついデザイン、 あっと驚くデザインではなくて、使う人の邪魔にならないもの。 “自分”を消す デザ … “無作為” の続きを読む
プロフェッショナル、仕事の流儀に佐藤卓、登場。
クールであついデザイン、
あっと驚くデザインではなくて、使う人の邪魔にならないもの。
“自分”を消す
デザインは主役じゃない
デザインなんか気がつかなくていい
彼の言動から生まれるのは、とても薄味で、脱色された表現。
これらは、「無作為」という日本が連綿と持ち続けてきた
独特の精神構造そのものです。
黒柿の香合。   … “今日的なデザイン” の続きを読む
黒柿の香合。
銘、遠山と題された図柄には
三つの山の形が重なり合うように表現されています。
非常に様式的に表現されていますが
その背後には、
それとは対照的に黒柿の木目が自然の表情を添えています。
様式的な図柄と自然の表情が小さな茶器に凝縮され
無限の世界を表現しているようです。
シンプルにして、しっかりとした強度を持っています。
ここに存在する日本固有の表現は、決して古びることなく
充分に今日的で、いまだに斬新です。
ニイニイゼミかな? 朝の … “目立たないためのデザイン” の続きを読む
ニイニイゼミかな?
朝の散歩中、足元にぽとり。
天寿を全うしたセミが落ちてきました。
拾いあげて改めて見てみると
よくデザインされています。
羽根の模様は一応、左右対称。
でも、
この ”迷彩服” は、木の枝にとまっているとなかなか目立たない。
「目立たない」ということをデザインしているところが、
なかなかすがすがしいのであります。
アニメは、源氏物語絵巻の現在形。 それとも、動く浮世絵? &nbs … “アニメと日本” の続きを読む
アニメは、源氏物語絵巻の現在形。
それとも、動く浮世絵?
家に帰ってテレビを付けたらアニメ映画をやってました。
アニメの表現はものすごくリアルになっているのに
絵巻や浮世絵と同様の位相がある。
そう感じるあなたは、けっこうな日本人・・・。
キャラクターの表現には、「引目鉤鼻」と通ずる
省略や余白を見ることができます。
デザインとは何か? 目に見える形や色、そんな表面的なことじゃなくて 物事に確かな方向を与えること。 そんな話を今日はしました。 2010.8.4 設計事務所 TIM … “デザインとは・・・” の続きを読む
イームズのシェルサイドチェア。 &nb … “イームズ、届く” の続きを読む
母親に頼まれて、購入したこの椅子、
1ヶ月ほどでようやく今日、届きました。
この椅子、定価で買えば、5万円近くします。
けれど、今では、1/5ほどで購入できるようになりました。
デザインに敏感な人なら誰もが知っているイームズ。
彼の確立した工業デザインというメソッドは
消費者にとって、この上なく有難い選択肢です。